Kito Quest × Kuma Festival
物語と謎解きで、
木頭杉の歴史を体験する。
2026年3月21日、第4回木頭クマまつりで「木頭クエスト」を実施しました。協同組合 阿波山雅、WoodHead わんだぁ工房、木頭図書館が共同で企画。多くの子どもたちが物語と謎解きを楽しみながら、木頭杉の歴史・職人の仕事・地域の文化に触れました。
About This Project
子どもが「冒険の書」を手に、木頭の文化を巡る。
木頭クエストは、物語と謎解きを通じて木頭図書館内とWoodHeadブースを周遊する体験企画です。参加者は「記憶を失った木頭杉の仙人・杉じぃ」の記憶を取り戻す冒険者となり、木頭杉の赤みと白みの違い、川運の歴史、職人の仕事を実物に触れながら学びます。
一日で終わらない工夫として、参加者の名前を刻んだ「見習いマイスターの証」を後日木頭図書館に展示する仕組みも作りました。フードリボンで培った木頭図書館との連携を、地域文化の学びへと広げた取り組みです。
EVENT INFO
木頭クエスト「木頭杉の仙人と
忘れられた森の記憶」
開催日
2026年3月21日(土)
会場
木頭図書館(木頭文化会館)館内・周辺、WoodHeadブース
対象
主に子ども・家族連れ
共同企画
協同組合 阿波山雅 × WoodHead わんだぁ工房 × 木頭図書館
イベント
第4回木頭クマまつり(10:00〜16:00)内で実施
結果
多くの子どもたちが参加し、好評を得た
Photo Report
当日の様子
子どもたちが冒険の書を手に、図書館内とWoodHeadブースを巡り、木頭杉の世界へ飛び込んだ。
木頭杉・木工製品に実際に触れる体験。WoodHead わんだぁ工房がブースで職人の仕事を見せながら案内した。
図書館内のミッションボードを巡り、子どもたちが冒険の書を手に謎解きに挑戦した。
「命の芯を見つけろ!」年輪をテーマにしたミッション。木の成長と命のつながりを学ぶ。
クエストの主人公「杉じぃ」。記憶を失った木頭杉の仙人の記憶を、子どもたちが取り戻す物語。
Quest Flow
木頭クエストの体験の流れ
冒険の書を手に、6つのステップで木頭の文化を学ぶ。
STEP 01
首飾りの片われを受け取る
杉の白み(辺材)で作られた首飾りの片われを受け取り、冒険がはじまる。
STEP 02
図書館内の謎を解く
木頭杉の特徴・歴史・川運・利用先に関するミッションボードを巡り、謎を解いていく。
STEP 03
WoodHeadブースで体験する
五稜箸や職人の仕事に実際に触れる。木を育て、加工し、届ける人の仕事を知る。
STEP 04
首飾りを完成させる
杉の赤み(心材)の片われを見つけ、白みと合わせて首飾りを完成。木の違いを体で感じる。
STEP 05
見習いマイスターに認定される
最後の謎を解いて、「木頭見習いマイスター」の認定スタンプを受け取る。
STEP 06
証が図書館に展示される
参加者の名前を刻んだ「見習いマイスターの証」を、後日木頭図書館に展示。冒険の記憶が地域に残る。
What Kids Learned
体験を通じて学べること
木頭杉の赤みと白みの違い
心材(赤み)と辺材(白み)を実物で見比べ、手で触れながら学ぶ。
木頭杉が川を使って運ばれた歴史
昔の人がどうやって山の木を街へ届けたか、川運の知恵を知る。
大阪城・下鴨神社にも使われた木頭杉
地元の木が、日本の名所に使われてきた誇りを感じる。
木を育て・運び・加工する人の仕事
職人の技術と、次世代へ受け継ぐ意味を子どもにも伝わる形で。
図書館・木工・地域活動のつながり
3つの場所が協力することで、地域の文化がどうつながるかを体感する。
自分が地域の歴史の担い手になる
マイスターの証の展示で、参加した記憶が地域の記録として残る。
Collaboration
3団体の強みを組み合わせた
| 団体 | 活かした強み |
|---|---|
| 協同組合 阿波山雅 | 地域資源を体験企画として編集する力、企画調整、子ども・地域との接点づくり。フードリボンで培った木頭図書館との関係を活用。 |
| WoodHead わんだぁ工房 | 木頭杉・木工技術・職人の仕事・実物に触れる体験コンテンツ。五稜箸など手で触れるアイテムを提供。 |
| 木頭図書館 | 地域の歴史・知識・物語を伝える場としての機能。館内周遊の設計、参加後も記録として残る展示スペースの提供。 |
Value Created
この企画が生んだ価値
子どもが主体的に地域文化へ触れる機会をつくった
説明を聞くだけでなく、物語を読み、会場を歩き、謎を解き、実物の木に触れる体験にしたことで、子どもたちが自分から木頭杉と地域の歴史を学べる企画になりました。
イベント当日で終わらない仕組みをつくった
名前入りの「見習いマイスターの証」を後日図書館に展示することで、参加した記憶が地域の中に残り、再来館や家族との会話につながる設計にしました。
飲食・山の活動から教育・文化へ活動を広げた
阿波山雅がフードリボンで築いた木頭図書館との関係を、地域文化を学ぶ企画へ発展。飲食や自然保全だけでなく、木育・教育にも活動の幅を広げました。
地域の資源を、体験に変える。
それが阿波山雅の役割です。
木頭杉・図書館・職人の技。バラバラに見えるものをつなぎ、子どもたちが楽しみながら地域を知れる場をつくりました。